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■2008年02月29日(金)  迷い、迷って、迷いながら…       編集長 朱
 「大和の風」の台本19話と20話が、さくやさんから配信されました。
 さっそく配役をしていますが、どうしても途中降板が痛いのです。
 これから成長するって時に役者が替わり、弟役が先に大人になっています。
 
 いま、左馬進や友之、久秀、瑠衣がとてもいい味を出していますが、始めからあの声からにじむ人間像ではなく、演じているうちに「役」に育って行ったのです。
 どうか役を練って、なり切って欲しい。
 すると端役でも、主役をかすませる味を出せるのです。
 舞台の役者は衣裳や仕草で演じてしまいがちですが、ラジオは声だけですので、いくら動きや表情が華やかでも、ラジオは正直に生気と覇気を伝えます。
 他の個性的な声に没してしまいます。
 
 これ以上替えられないなら、しっかり練り込もうか… 

■2008年02月28日(木)  長い間留守してごめん。         編集長 朱
 冬休みの宿題を一気に片づけるように「日々雑感」を埋めました。
 何人もの方から「雑感が止まっていますが風邪でも召されたのでしょうか」や「楽しみにしています。また復活してください」「いつも見ています。お元気ですか?」など、昨日は直接「忙しいようですね、珍しく止まっているので…」とお声を掛けていただき、忙しさにかまけて雑感を書くのを忘れていました。
 で、長期休みの宿題のようにまとめてご報告です。
 まだ、発送業務は続いています。
 本当に2月は日数が少なくて大変なんです。

■2008年02月27日(水)  ゲスト番組、終了しました。       編集長 朱
 5年もの長きに渡ったゲスト番組「はい、うぶすな編集部です」も、今日の収録で終りました。
 284回の放送で約600人のゲストをお招きしました。
 今日は3回放送分を一気に録って、5時間スタジオに籠もって収録完了でした。 こんな無理をするからスタッフが潰れるのですが、まだ2つも番組を掛け持ちしていると、一気に収めた方が効率が良いのです。
 この労力的な負担に、新たに資金的な負担が覆いかぶさって、番組は終了することになりました。
 ゲスト番組は出演するゲストさんが宣伝してくださるので、多くのリスナーさんがいらっしゃったのですが、今後はまた違った形で読者を応援していきたいと思います。
 時代劇ドラマ「大和の風」の収録が終わったら、少し休憩を頂いて、好きな温泉の安宿行脚をしながら、次なる企画を練って参ります。
 まずは2つの番組の終了をご報告します。

■2008年02月26日(火)  「月夜のねこ」終了            編集長 朱
 発送業務とヤボ用に追われて、今日のラジオの収録は最後のコメントだけ参加しました。
 この収録で「月夜のねこ」はおしまいです。

 ボランティアスタッフが自腹を切って作った作品を放送するのに、局は電波料を取ることで赤字の解消を図っていますが、労働以上に支払えない放送仲間が、1抜け2抜けして多くの優良番組が消えています。
 穴埋めに他県の番組を流しても、地域コミュニティから遠く離れて、リスナーには無縁の地域放送になってしまいます。

 うぶすなの赤字など初っ端からでした。
 発行以来、黒字になった例(ためし)がなくて、しかも忙しいばかりですが、出費を恐れながら地域文化を支援したいなど、口には出来ません。
 赤字経営に苦しむ同志として、何とかがんばって欲しいものです。
 

■2008年02月25日(月)  ようやく脱稿! しかし発送が…     編集長 朱
 脱稿しましたぁー! 

 無事に脱稿完了です。
 次は発送業務が控えています。
 
 交流会の日程が決まりました。
 下見に来られる役員さんの都合で、平日「21日の月曜日」に決定しました。
 すみません、20日を予定していた方は変更をお願いします。

 第24回うぶすな交流会のお知らせ
日時 4月21日(月)時間1時から3時
場所 法隆寺観光案内所(法隆寺iセンター)(駐車料100円)
会費 1000円(茶菓付き)
参加資格 なし
 連続ラジオドラマ 島左近「大和の風」の宣伝キャンペーンとして、伝統芸能を継承する会による奉賛舞い、声優による殺陣ショーを披露します。各種イベントにも出張しますので、イベントを企画されている方は、下見においで下さい。 

■2008年02月24日(日)  修羅場なのに講演も。          編集長 朱
 昨日、平群町で男女共同参画の講演をしました。
 地元なので無料です。
 久しぶりの講演で知った顔ばかりの中で、とても緊張して、しかも時計をバックにして時間が分からないままの語りは、とても不安でした。
 時間配分が分からない上に、横で要約筆記と手話をされているのです。
 これで緊張しない方の心臓がうらやましい。
 緊張が取れた頃に時間が来て、「あかりの里」の上映です。
 上映中は疲れて会場を抜けました。
 でも終わった後で挨拶に立つと、何人もの知人、友人、ご近所さん、親戚までいて、みんな身内で褒めてくださいました。
 今までで一番疲れた講演かもしれません。
 まだうぶすなの修羅場の真っ最中です。
 

■2008年02月23日(土)  お手紙にはアドレスも一緒に      編集長 朱
○ 「絨毯の悩みとケーキが食べたい」とメールをくださった方、返信メールを用意しましたが、メルアドが記されていません。メルアドを送って下さい。
○ 少し前に高田の演劇場の情報を送ってくださった方、いつもメルアドが記されていません。お返事がしたくても返信できませんので、メルアドを記してくだされば返信が早く、情報に対応できます。
 さまざまな書き込みを歓迎していますが、メルアドも送ってくだされば取材の話にでも進展しますし、非公開でもお答えします。

 メールでも必ずアドレス添付を。
 

■2008年02月22日(金)  締切と講演準備に追われています。  編集長 朱
 明日は映画「あかりの里」の上映と男女共同参画の講演です。
 締め切りの大忙しにも関わらず、夢殿サロンはあるし、講演はあるし、寝る暇もありません。頑張ります。

■2008年02月21日(木)  締切データと格闘中。          編集長 朱

■2008年02月20日(水)  今日から数日は修羅場。        編集長 朱
 何と何と忙しい毎日か。
 本日は「夢殿サロン」の日。
 それなのに奈良日日新聞の連載小説のタイトルを、書家の先生から頂かなくてはなりません。前回の竹筆は、文字が竹筆用に省略されて、活字で題の説明が必要でした。そしてもう一度、また書き直してと、奈良日日新聞社のレイアウトの仕事まで無料で請け負って、法隆寺まで行ったり来たり。
 また電話で「うぶすな」のバックナンバーを欲しいという方や、ようやく休みを取ってサロンに参加できる方もいて、どうしてもその時間までには受付に座らなくては。
 もっと大事なことは、恐怖のレイアウト係がうぶすなに来る日です。
 それなのに原稿がまだ揃っていません。
 おおーい! 原稿はまだかぁ! 
 
 今日から数日は修羅場です。

■2008年02月19日(火)  「大和の風」収録スタジオ変更     編集長 朱
 真冬でもクーラーがいるほどの狭さで、トイレの状態も非常に悪く、完全防音でもないスタジオで、約20人が押し合いへし合いして、毎回収録を続けていました。
 それで町の実力者に貸しスタジオを知らないかと聞くと、平群の公民館を使ってみないか?という渡りに船のお話です。その替わりに、舞台装置や収録に地元スタッフを探して来て、まとめて、公民館活動として控えて欲しい、との事。
 探してこなくても、「大和の風」ではずらりと控えています。
 では公民館大ホールを収録に使わせていただきましょう。とA長、B長、C長の町のトッブクラスに大見栄を切って、ほくほく顔で帰って来ましたが、ふと気になってもう一度、寒空の中を公民館に行って機械担当者に聞くと、「機械は発信用で、受信装置はまったく全然ありません」との答え。
 「うちの機械をフルに使え!」と言ったのは、私と同じ機械オンチのおじ様3人衆。
 「ない機械をどう使うのよ!」と電話をすれば「何とかしたいが時間がかかる、まず議会を通して…」「もういい、自分で買う! 使い古したら公民館に寄付するから」。

 昨日の収録日に、「放送権フリーのために引越しする」と本来の理由を告げて、防音設備だけで収録機械がないことを伝えたら、スタッフの2人が「うちの機械を貸してあげますよ」と言ってくれました。
 私は運がいい。
 欲しいものが必ず向こうからやって来る。
 これで大きなホールが練習と収録に使えるのです。
 島左近の町から、島左近の物語を発信できるのです。
 放送権もこれで自由になります。
 「大和の風」は放送フリーにしたい。
 どこでもだれでも無料で放送できる、これが参加者たちへのお礼です。

■2008年02月18日(月)  大和の風15話・16話の収録完了。  編集長 朱
 本日無事に収録しました。
 そしてようやく第1話と2話の編集が完了したのです。
 いま聞きながらこれを打っていますが、さすが、うまいですねぇ。
 そしてやっぱり面白いです。
 この1話完成までの遠かった道のりを思うと、本当に感無量です。
 雛形が出来上がれば、後は仕上がりが早くなります。
 
 収録編集も安定するまでは紆余曲折がありましたが、放送もやはり紆余曲折がありそうです。
 今日の毎日新聞で、一番期待していた東京の代官山にある、奈良県iスタジオが売却するとあるのです。まさか、東京の放送舞台がまったく無くなるとは思ってもいなかったので、本日新聞を見てびっくり。
 相棒が電話で確かめて納得しました。どこでも行政は大変のようです。
 私だけでなく東京の足がかりを失くす奈良人は多いと思いますが、もっと小さな建物でも発信センターは残して欲しいな。
 何回か使ってみて、とても便利でしたので、すっごく残念です。

 そして収録現場を引っ越すことになりました。
 狭い狭いスタジオに20人近い役者さんが入って、芋の子を洗うようです。
 狭い狭いスタジオで、合戦のときの声を上げると、音が割れます。
 とうとう、広い防音設備のある公民館にお引越しです。
 その引越し騒ぎとポカ話は次に。

■2008年02月17日(日)  明日、報告があります。         編集長 朱
 明日は15話と16話の収録予定です。
 なるべく一回の読み合わせで済むように、各自で読み込んでいてくださいね。
 バイトや仕事の都合でどうしても続けられないという方は、なるべく早く申し出てください。配役の振替が大変ですので。
 今回、また新吉役が代りました。
 過去の収録作品を全部入れ替えるわけには行きませんので、声が変わった理由を物語の中でこじつけますが、できたら責任を持って最後まで続けてください。
 社会人参加のドラマなので多少のことならキズではなく、笑い話のネタとして前向きに考えて、このまま楽しく盛り上げてまいりますが、実のところは感心しません。

 そして明日の収録には、声優のみなさんにご相談と報告もあります。
 52話も作り続けるには、何がしかのトラブルを乗り越えなくてはなりませんが、試練はそのまま自分の糧にもなります。
 大切なことは最後まで作品を完成させること。
 試練の時には必ず援助者も現れるし、前向きでいれば差し引きトントンか、ついでに一歩前進できる、大きなおまけも付いてきます。
 これは総合プロデューサーたる私が、映画制作でひと泣きもふた泣きもした経験で、断言できます。
   
 では明日、お会いしましょう。

■2008年02月16日(土)  老いネタその2              編集長 朱
 パソコンを触っていて嫌になることは、知らないうちにデータを削除したり、重ね書きしたりで、日にちと時間をかけたデータが飛んでしまうことです。
 データ係が側にいればアクシデントも上手く対応してくれますが、ひとりで悪戦苦闘して結果、すべて消えたときには、がっかりどころか、しばらくパソコンを触ることも嫌になります。
 新しいことを覚えるのに、脳が拒否しているようで、こんなに失敗するようでは、もう覚えなくても良い仕事をしたいと気分が消極的になりました。
 先日、古い友人に会って脳の老化を嘆いていたら、知人の先生も新しい研究に興味を示さずに、古いデータで良しとするようになったと嘆いていました。
 学生時代に古いノートを大事に持って、学生に背中を見せてひたすら板書ばかりしていた先生を思い出しました。
 生きやすいように生きるということは、老化現象の一歩なのかも。そう気が付くと落ち込んだ気力を奮い立たせて、もう一度消えたデータに再挑戦です。

■2008年02月15日(金)  負けるもんか、ってすばらしい。     編集長 朱
 知人が60を越えて水泳を始めて、スイミングクラブの60歳クラスの試合に出ました。
 背泳でみごと1位。
 感心してタイムを聞くと彼は口を濁して、「この年で背泳をする人おらんやろから、遅くてもいい成績を残せると思ったけど、ドーンと鳴ったら、もう必死やった。足が攣ったけど、その足いらんと思って泳いだ」
 と嬉しそうに、でもタイムはないしょ。
 見せてもらった1位のメダルは、スイミングクラブ同士の研鑽会のものでした。
 私も覚えがあるけど、水泳って競える相手がいるとムキになるのですよね。
 背泳なら、横に迫ったライバルの水音が聞こえるし、泳者が見えるのは天井のラインだけだし、妙に自己との戦いモードに突入するのです。
 仰向けになって、ひと掻きひと掻きで前に進んで、足先で水をかき回して推進力をつけると、ぐんぐん体が進んでいくさまを感じられるのです。
 口が水中にない分だけ呼吸は楽だけど、同じようにライバルも楽なんですよね。
 努力がはっきりと報われる世界は、シンプルでいいですね。
 おめでとうございます、Tさん。いつまでもお元気でいてください。

 絶対負けないぞと頑張れるって、素晴らしいことです。

■2008年02月14日(木)  載ったらしい、載ったそうよ。      編集長 朱
 知人に「昨日の朝日新聞に出てたね」といわれて、そういえば昨夜別の友人から「今日出てたよ」と電話を頂いて、夜も遅かったのでそのまま忘れていました。
 まだ見てないけど、数人の識者の中で紅一点だったそうです。
 まぁ紅一点なら、記事の内容より写真写りが心配です。

 記者さんが来たのは数日前の夜でした。
 寒い部屋でブランコをしながらコメントを聞かれたので、何を特に語ったのか覚えていません。昨日の朝刊なら図書館に行けば良いけど、今日も外は寒いのでデスクワークに励みます。
 するとまた知人から電話で、奈良日日に一面にでっかく殺陣道が出てるよ、と。
 これでは新聞各紙を取らなくても、知人の情報網だけで知りたい情報はみな耳に入りそうです。
 そろそろ新聞小説のお世話があるので、作者、資料、タイトルの手配をしなければなりませんが、おおよそのレイアウトがなければ、文字数の指定も出来ず、写真のサイズも連絡できません。そのファックスが昨日から何度も届いています。
 次第に煮詰まってきれいになると、なんだか嬉しいですね。
 でもやはり、タイトルが、サブと重複しますので、題字スペースが狭く感じられます。
 後は変更された墨書を送るだけです。
 最終稿が待ち遠しいですね。

■2008年02月13日(水)  何だか空の色まで違って見えます。  編集長 朱
 今日、収録が終って、ゲスト番組を終えることを局に報告しました。
 肩の荷が降りた気がします。
 収録業務は神経を使い、時間がかかり(本日も5時間かかりました)、随分とスタッフに負担をかけます。
 一度に2つの番組を背負って、使命感だけでがんばっていたプロの相棒。
 古い器械での編集に、長時間かけて悪戦苦闘していた中堅相棒。
 慣れない放送のトークアシスタントで苦労させた新人相棒。
 私も放送関係の雑用が、際限なく増えて始めて、様々なところにしわ寄せが来ていました。月に何度もスタジオに長時間こもるため、時間的な余裕をなくしています。
 相棒は複数の収録と編集を抱えて、一番気にしている「大和の風」の編集が暗礁に乗り上がったままです。
 それで全スタッフの雑用を、根元から取り払うことに決めたのです。
 今は2月。もうすぐ3月。
 しかも渡りに船のような値上げの4月。
 新番組、島左近「大和の風」を無事に産み出すには、身辺を整理して、時間と資金とゆとりを作り出さねばなりません。
  
 本日、5年続いたゲスト番組「はい、うぶすな編集部です」の中止を、少し早めに申し入れて、何だか先手を打ったような形になって、局に受け入れていただきました。
 3月まではゲストをお招きして、最終放送はスタッフ同士で語らって、お互いを労って締めくくりたいと思います。
 長い間、ありがとうございました。

■2008年02月12日(火)  そろそろ締切、大丈夫かしら      編集長 朱
 1年で1番、寒い時期です。きっと原稿も滞るでしょうね。
 そろそろ遅刻常習組みに、ご機嫌伺いの電話をしなくてはなりません。
 締切り破りの豪傑さんは、印刷の締切間際に直接原稿を持ってこられますが、手入れした方が良いのではと指摘しますと、トンボ帰りして出稿前日の朝に修正稿を持って来られます。
 それから割付して昼に印刷へ送るのですから、もし、データが開かない、また印刷さんがデータミスを発見した、などのトラブルが発生したら、と思うと本当に、非常に、心臓に悪いです。

 印刷さんの締切にはムダがありません。
 データ入稿、チェック後すぐに輪転機稼動。大量なので、印刷・乾燥・折作業が済めば、すぐ集配センターに直送します。機械で集配所用に小分けして配り、集配所はそれをチラシと一緒にまとめて束にして、5日の早朝に本社工場から新聞が来ると、その新聞に機械で折り込み、配達さんは、まだ私が原稿を書いている時間帯に、各家庭に配っています。
 この流れにムダがありません。
 締切は、意味があっての締切ですから、原稿は逆算して仕上げましょう。

■2008年02月11日(月)  するも、やめるも時間とお金       編集長 朱
 昔、コラムで書いたことがあります。
 「何かを得るには、両手で握りしめたものを1つは手放さなければならない」
 いま自分にそれが当てはまる気がします。
 ただいま最も時間と神経を使って、収録スタッフにも大きな負担を強いているゲスト番組を、一時休憩しようと決めました。
 生放送という道も考えたのですが、なぜ生から収録に替えたのか、その理由を思い出すと、マイク慣れしないゲストさんを公開スタジオにお招きしても、あまり良い結果が出なかったからです。
 それに赤字ながら「うぶすな」を発行し続けるために、番組を2本を買うだけの資金繰りがつかったのも、理由のひとつです。
 「うぶすな」と「交流会」、「大和の風」の制作のために、少しスリムになります。

 3月の最終放送で284回。5年5ヶ月で約600名の方をゲストにお招きしました。
 個人やグループで地域の文化活動をされている、600名の記事と30分の声の記録が残されているのです。中にはすでに故人になられた方もいらっしゃいます。
 考えてみればこれは地域財産ですよね。
 ネットラジオというのもありますが、これ以上、担当さんの仕事を増やしたら、うぶすなの編集まで蹴られてしまいそうです。
 あぶないあぶない。 

■2008年02月10日(日)  突然の降板に慌てて…          編集長 朱
 3連休に仕事をしています。
 「大和の風」の台本はメール配信ですので、声優さんの手元に無事に台本が届き、集合日と時間が伝わったのか、の確認作業が必要です。
 収録当日にひとりでも欠席すると収録できませんので、メール配信は顔ぶれが揃うまで気を抜けません。

 だから、声優さんたち、台本が届いたら、届きましたのメールを下さい。
 台本が届けば、連絡事項も伝わっていますので急な対処をお願いできます。
 初期の頃はドタキャンや自己都合降板などで、収録後にキャストを入れ替えたり、また全員で再録し直したり、あわてて声優さんを差し替えたりと、けっこう痛い思いをしているのです。
 みなさんお仕事を持って参加されている方ばかりなので、無理は言いません。
 ですから、事情で参加できなくなった場合は、早急に連絡下さい。
 脚本家に連絡して、ナレーションの中で参加することもできますし、復活までの日にちを調節することもできます。
 むろん、降板の対処も素早く出来ます。
 声優さんがたくさんいますので、各自様々な都合が生じます。それらを上手に、みんなでカパーし合いながら進めていきたいと思います。
 よろしくお願い致します。

■2008年02月09日(土)  後援 朝日新聞奈良、決定。     編集長 朱
 本日は朝から雪でした。
 しかも今年初めての大雪です。
 毎年2月に入ると一度は大雪が降り、山の中腹では単車が滑って使えずに、身動き不能になります。それを傘と長靴で滑らないように下って、駅まで行って、電車でハイホーのスタジオ収録です。

 その前に、朝日新聞奈良総局の局長さんから「総合プロジャクト大和の風に、朝日新聞後援の名義使用を許可します」と直接電話を頂きました。また「おもしろいじゃないですか」なんてお褒めの言葉もいただいて。
 これで今後の節目節目の公演や動きに、大きな広報力がついたことになります。
 ありがたいことです。
 いくつも話題に上がれば、それだけで「島左近の町、へぐり」を広めることになり、それだけでも「総合プロジェクト大和の風」は成功したも同じです。
 なにもラジオドラマが一年間流れたら良いのではなく、文化活動としての地域おこしが目的なのだから、島左近を顕彰する歌や舞い、殺陣の会、その他諸々の多くの方の携わり方が大切なのです。
 よかったよかった。

■2008年02月08日(金)  記者もぶうらん、ぶうらん。        編集長 朱
 奈良は寒いです。いえ全国的に寒いですよね。
 その寒い奈良で、寒い居間で、寒い取材をされました。
 ストーブをいくらガンガンに焚いても、古家の吹き抜けの天井に流れて、天井の電燈がゆらりゆらり。女性記者さんも天井を見て驚いて「あれってスズメバチの巣ですかぁ?」
 私はこの反応がとても好きでして、「はいスズメバチの巣です」といつもオウム返ししています。
 取材の合間にブランコに乗って、ゆうらりゆらり。
 「どう? いいでしょう?」「いいですねぇ、子どもが喜ぶでしょうねぇ」
 「一番、私が喜んでます。煮詰まると深夜に、ぶうらんぶうらん、やってます」
 「いいですねぇ!」
 私は前からこの記者さん好きでしたが、我家までおいでくださるのは初めてで、途中で迷われたようです。やっぱりこのひと好きだな…と思いました。
 話の内容も突っ込む突っ込む。
 この感じ誰かに似ているなと思ったら、ある新聞のY記者です。
 彼も若くて恐れ知らず、信念があるから質問にブレがない。そして若さのスキがある。
 大いに母ちゃん心を刺激された取材でした。

■2008年02月07日(木)  島左近の町 平群(へぐり)町      編集長 朱         
 新たな「大和の風」が、いたるところで吹き始めました。
 筒井順慶の大和郡山市に、そして島左近の平群町公民館に。
 新年度の平群町の公民館活動として「島左近 殺陣の会」を創立して、参加者を募ることになりそうです。オトナもコドモも、オトコの方もオンナの方も、年齢性別は問いません。みんな仲良く安全に、チャンバラを楽しみませんか。
 斬るのも楽しい、斬られるのも楽しい。
 東放エンターテイメントスクールのプロの殺陣師が、舞うごとく、ばったばったと斬りさばくのも、斬られて派手に悶えるのも、忍者がひょいひょいとんぼ返りするのも、目の前で見ると日本人の血が騒ぎます。
 女性の剣士もいて(当然だけど)とても強いのです。
 人相悪く演じる悪役を、舞いのように切り捨てて、ぴたりと決めたら、気持ちいいでしょうね。
 ぜひあなたも参加してください。
 島左近の町、平群町で。
 

■2008年02月06日(水)  どっちもどっちの大阪商法        編集長 朱   
 大坂の喫茶店で寒さを避けていました。
 隣のボックスにいたカップルに、一人のお客さんが擦り寄って、2人の生年月日を尋ねて答えると、「それでは貴方たちの性格はこれこれでしょう」と自信ありげに言い切るのです。
 人間の性格は一方的なものはなく、様々な要素が絡んで出来上がっているので、みんな同じ性格の同級生などいません。
 怪しい感じがして気をつけていますと、そのまま2人の相性から手相まで観て、いい加減な未来を占っていました。しばらくすると何やら揉め始めました。
 見料を払え払わないといっているようです。
 「初めの相性診断はサービスだが、後の手相は観て上げようかと尋ねて拝見したから、見料はいただく」と聞きません。
 店のお客さんが何事かと見るので、彼氏はしぶしぶ支払って出て行きましたが、今度はマスターがレジで、男に「店で商売するならいくらか置いて行け」と幾ばくかを納めさせていました。
 どっちもどっち。
 サギまがいの占い師に、その上前をはねる喫茶店主。
 タダで占ってもらってラッキーと思ったお2人さんには、痛い授業料でした。 

■2008年02月05日(火)  会議中の白昼夢             編集長 朱
 本日は発行日です。
 朝から問合せや、バックナンバーが欲しい、寄稿者と連絡が取りたい、こんな情報があるから取材に来ませんか、まで、ありがたい申し出にすぐ対応したいのですが、どうしてもヤボ用があって、鳴っている電話の呼び出し音を振り切って出かけました。
 ヤボな会議で楽しいお話しなどありませんが、やはり胃の痛くなるような時間を耐えていました。時間は延びに延びて休憩を挟み、また着席して、同じ話に逆戻り。
 ……あぁ、温泉に入りたいな。
 …別府には格安の湯治場があって、自炊しながら浮世から離れられる現代の桃源郷です。地熱で冬でも暖かいから、奈良より空気が暖かい。
 そう、ユルいのです。
 空気が暖かいのは沖縄も同じ。鳩間島はあったかいでしょうねぇ。
 海は甘い緑だし、熱帯魚は色とりどりで、一番は寝放題。昼寝も好き放題。
 携帯を切れないのは、まだ根性が座っていない証拠だけど、これがなければ帰るのを忘れそうだから。
 忘れるはずがないでしょう、締め切と収録を。
 ……「長田さんのご意見はまだですが…」

■2008年02月04日(月)  「大和の風」13話14話収録完了!  編集長 朱
 今夜、無事に「島友之」殿がお討ち死になされて、島家の跡継ぎに「島左近清興」様が誕生いたしました。
 友之父さんを演じてくださったのは「矢野一弘」さんで、声優さんで数少ないお父さん役者です。だからすぐ中高年の役が回ってきて、今度も「筒井の右近左近」と並び称された友之の親友の「松蔵右近」を演じていただこうと思っていますが、この方も早々にお亡くなりになり、息子の弥八郎と代替わりします。
 武将だから仕方がないのですが、やっぱり寂しい。
 先にお待ちの順昭がお迎えにいらして、あちらでまたお仕えなさるようです。これから次々とあちらにいらっしゃる武将が続出しますが、「戦国あの世」はにぎやかになりそうです。
 今回で音楽工房さんの収録が終わり、これから編集にかかりますが、提出を望む関係者からは矢のような催促を受けていますので、まだ収録版を聞いた事がない私としては少し気になるところです。
 完成したら収録後に少し時間を頂いて、みんなでお茶をしながら聞きましょうか。
 とても楽しみです。

■2008年02月03日(日)  深夜に及ぶ原稿攻防戦。        編集長 朱
 深夜の3時に、最終の修正原稿が送られてきました。
 この時間まで、幾度となくメールで原稿の突き合わせをしていますが、これを年齢の上がった作家さんとすると、途中で投げ出すか、とても気分を害します。しかし、編集とはそういうものなのです。
 この添削で良いものが出来上がるのです。
 わずかなチェックで伸びる方、規定の倍の原稿量を送って来て、規定数まで削ると意気消沈される方、この世界ではオトナの方が一喜一憂が激しくて、編集作業には気を使います。
 その点、若い作家さんはいい。
 わずかな手入れを大きく学んで、確実に筆力が伸びているのを感じられます。
 もの書きは「行」ですよ。追い込んで追い込んで、自分で自分に鞭打って感性を磨くのです。そしてやはり、量ですね。
 書けば書くほど、書き込むほどに上手くなります。
 次第に自分の持っている語彙と感性を、うまくコントロールするコツがつかめるようです。
 このような経験は必ず、宝になります。  

■2008年02月02日(土)  坂道を登りつめると完成が…     編集長 朱
 土曜も日曜もない生活をしていますと、日々がただ追われるだけになってしまい、あまり精神衛生上よくありません。
 こんなときに好きな温泉に入って、朝から晩まで食っちゃ寝、飲んじゃ寝、とダラけた生活をして見たいものです。するとすぐまた太ってきて、「行」じみた仕事をしたくなるのですよね。
 「安寧が私を蝕む」ほどの平和が訪れたら、きっと私も身食いして病みそうです。
 4日は13話と14話の収録です。
 それまでにチェックが山ほどあるけど、役者さんたちと物語を作っていくのはとても楽しいものです。むろん脚本家と物語を練り上げるのも監督の醍醐味です。
 回が進むたびに次第に全体像がはっきりし始めて、愛着のあるキャラはさらに磨きがかかり、台本を読むだけで声優さんの声が聞えてきます。
 ここまで来ると、1話づつの完成の喜びがあって、収録までの苦しさは苦にならなくなりますが、やっぱり、追われているのは苦しい。
 最前線の脚本家さんと編集さんは、責めてばかりで心苦しいばかりです。
 共に坂道を登りきりましょう。
 

■2008年02月01日(金)  深夜はテスクワークに追われて…   編集長 朱
 農業と主婦業、もの書き業務と取材と発行、それに加えて収録と顕彰会の創立準備が重なり、毎日早朝から動き回り、人に会い、雑務をやっつけてまた人に会い、電話だけでも何本したか…深夜は深夜の仕事があって、このところほとんどまともに寝ていません。
 きっと脳内麻薬のエンドルフィンが、叩き売り状態なのでしょう。
 これが三昧(ざんまい)の境地なのかと思います。
 仕事三昧の暮らし、と言えば少し物悲しく聞えますが、忙しい忙しいには陶酔の心境があって、追われて追い込んで、みずから鞭打って仕事に励む状態には、えも言われぬ趣があるものです。
 私の好きな作家のある小説に「安寧が私を蝕む(あんねいが私をむしぱむ)」という名セリフがあります。
 どんな激戦のさなかでも、友を失ってさえも弱音を吐かなかった軍人が、権力を手に入れ、国が平和になったとたんに病に倒れて、口にしたセリフです。
 作家と名乗るなら、こんな名セリフをキャラに吐かせたい。
 私も生きている限り、茨の創作の道を選びたいと思います。 

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