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トップページ>日々雑感
■2008年01月31日(木)  正五角形のカド。             編集長 朱
 「大和の風」の手配に追われて、気がつくと月末。
 新聞の折込日が迫り、先日の交流会の連絡やらと、雑用が重なって本来のすべきこと、見なくてはならないことが見えてきません。

 放送の仕事量が増えて、相棒たちに負担がかかっています。
 特にゲスト番組の収録は時間と神経を使いますので、仕事の軽減を図らなくてはなりません。
 交流会で事務所から声掛りもあって、4月からゲスト番組は生放送に戻ることにしました。
 生なら公開放送30分で収録さんは解放されて、後の長い編集作業がなくなります。また「声の会」をアシスタントとして放送に入れて、現場でマイク慣れしていただくことも出来ます。
 平成18年から1年半の収録放送も、それ以前の生放送に戻ると、うぶすなにはラジオの速報性が戻り、収録さんは負担が減り、声の会はラジオに出演でき、ゲストは応援団を好きなだけ呼べて、事務所にも迷惑をかけません。
 この正五角形なら円く収まって、カドが取れそうです。
  

■2008年01月30日(水)  つむじ風吹いた!             編集長 朱
 「島左近ー大和の風ー」のつむじ風が大阪にも吹いて、新たなつむじ風から殺陣中心の「大和の風」が誕生しました。
 本家のラジオドラマと同じ名前でまぎらわしいのですが、そこのところは徐々に調節して、「大和の風・舞台編」として大阪、奈良、東京と全国で「島左近ー大和の風ー」の文化活動を広めて行こうと思います。
 それには県などの後援や推薦があれば、チラシやポスターなどの配布や会場探しに楽なのです。
 映画制作のときは反対に、補助が出ないならどこの後援もいらないと、市民活動の気概を見せて頑張りましたが、今回はまったくの手弁当で声優さんが集まってきてくれています。経費ゼロの企画ですので、これからも多くの助けが必要です。それで、そのボランティアの声優さん、編集さん、舞い手や歌手の方々の努力が少しでも価値あるものに出来たらと思って、とうとう、チャレンジすることになりました。
 待っていてくださいね。
 企画を説明して打診したときはオッケーでした。 

■2008年01月29日(火)  到底、かなわないお話し。        編集長 朱
 大和郡山市の「元気城下町クラブ」に参加しました。
 大和郡山市長の異業種間交流会ですが、けっこう面白い人材もたくさんいて、以前取材をさせて頂いた懐かしいお顔に話しかけると、次々と紹介の輪が広がって行きます。
 また自費出版を何冊もされている、とても元気な高齢の紳士や、河川敷を桜並木にしようと企画されている美容院のママさんとか、「あるきんとっと」の会長さんとか、知った顔、初めての顔、さまざまな中で立ち飲みで話題が大きく膨らんで、さて2次会です。
  いいですね、人の輪というものは。
 2次会も、ゆっくり膝を詰めて話し合えば、タメになる話が湧いて出ます。
 参考にはなるけど、微妙にうぶすな的ではなくて、こちらの勉強不足もあってか、帯に短しタスキに流し…でもとても勉強になりました。
 どこでも文化団体は大赤字だと思っていましたが、そうでないところもあるのです。
 これはひとえに、経営者の経営手腕ですよね。
 到底、かないません。
 

■2008年01月28日(月)   大阪で芽吹く「大和の風」       編集長 朱
 「大和の風」が大坂まで吹いていって、大きな花が咲き始めています。
 奈良からメディアを引き連れて、大阪中津の「東放エンターテイメントスクール」にて行なわれた、時代劇ミュージカル「大和の風」の制作発表会を拝見しました。
 殺陣は日本人の男の子なら必ず経験のあるチャンバラで、剣道とも居合い道とも違う、芝居っ気のある、斬る、斬られる型と作法のあるとても楽しいものです。
 それも大和の風で声優をしてくださる方々が多く出演していて、また違った側面を見ることができました。
 またうぶすなのゲストにお招き出来そうな、ユニークな文化人とも多く知り合いになって、先がとても楽しみです。
 何でも、動かなくてはダメですね。
 とても寒いけど、明日は大和郡山の「元気城下町クラブ」。
 連日の飲み会ですが、さて、どう郡山の友人に説明して、次のステップに進めるか、ただいま思案中です。

■2008年01月27日(日)  小説を出す前にすべきこと。       編集長 朱
 小説の下読みはあらすじから入ります。テーマやねらい、全体の構成やストーリー展開、魅力ある登場人物、また地の部分とセリフのつながりにも気をつけて読み込みます。
 ある程度のレベルに達した方にはその方にふさわしい応募先をアドバイスをしますが、まったくの素人が始めて書いた小説や、一方的な自説にキャラのセリフを差し込んだだけの小説未満には、もう少し時期を待った方がとアドバイスします。
 いま自費出版しても2年後には、全部回収したいほど恥ずかしくなるからです。
 書いた作品を半年以上熟成させること、また冷却期間を置く事も必要です。
 時が経てば自分でアラが見えてくるか、加筆や削除部分が必ず出てくるからです。
 その時に、あらすじ以外に物語の解説や自説や、ネットから拾ったようなウンチクを作品に添えて、賞の選考委員に送るのも無意味です。
 どうしても書きたいときは添付書に書くのではなく、作中に反映させます。

 ある方が言っていました。
 「この世界じゃ、3人に褒められたら自分は天才じゃないかと思い上がるけど、3人にけなされたら救いようがないほど落ち込むもんです。褒めてもけなしても、たった3人ですよ。売り出し中の先生方は、けっこう狭い世界で生きているんですね」
 編集最前線の意見を聞いて、褒めるのも忠告するのも難しいものだと思いました。
 

■2008年01月26日(土)  室内で極寒対策。            編集長 朱
 いやぁ寒いですね。現在の室温は一℃ですよ。
 息をするたびに白い呼気が出て、ゴジラの火吹きのようです。
 厳冬の午前3時に、火の気のない部屋でパソコンに原稿を打っていますが、指がかじかむので手袋をしています。むろん頭はスキー用の正ちゃん帽にハンテン(綿入れ)を着て、下半身は、これぞ特記物の寝袋です。
 この寝袋に腰まで入って椅子に座ると、腰が温かくて、冬の原稿仕事には最適なのです。寒いからといってホームコタツに入るのは最悪。疲れるとゴロ寝になって、うたたねしてつい寝込んで、あっという間に朝になり、寝過ごした時間とやり残した仕事量との正比例に、がっかりしますから。
 同じ意味で、ストーブも駄目です。
 冬の執筆活動は「行」だと思うことにすると、寒さも空腹も眠たさも、不思議と耐えられるものです。寒い方が神経が研ぎ澄まされて、思いもかけない良いフレーズやセリフが浮んで、ノリノリで紙面を埋めることができます。

 世の中のもの書きさんはどんな極寒対策をしているのでしょうね。

■2008年01月25日(金)   恩師は塚信一先生です。       編集長 朱
 頑張る女性を応援しようと発行を始めた「うぶすな」ですが、今は休版している「平群の広場」という地域情報紙に、17年間記者として所属していました。
 そこの主筆の山西さんに、今のうぶすなの編集方針を叩き込まれたような気がします。穏やかな方で決して「叩き込んだ」りはしませんが、色々と教えていただきました。
 平群のひろばも新聞発行の好きな方が手弁当で集まって、地域を紹介していく非営利の新聞でした。政治と宗教は触らないけど後は自由にして良いので、本当に自由に取材活動をさせて頂きました。

 その時に多くの島左近研究者に会いました。
 記者だからと多くの資料も頂きました。
 それがいまとても役に立っています。取材した郷土史家の方々は当に鬼籍に入られて、コピー印刷の分厚い資料だけが手元に残されています。
 もう一度お会いしたいな。
 お会いして「なんや覚えとらんのかいな、しょうがないなぁ」と叱られたい。
 人は何と多くの方々の支えで生きているのか。
 古い資料を見ながら、亡き恩師を偲んでいます。

■2008年01月24日(木)  新たな修羅場、発送業務に突入。   編集長 朱

■2008年01月23日(水)  修羅場を越えても収録修羅場が…   編集長 朱
 ようやく「うぶすな68号」が完成して、印刷さんにデータ入稿しました。
 ばんざぁい!
 そして睡眠時間を削った修羅場明けには、鬼のゲスト収録3件分が控えています。4時にスタジオ入りして、まとめて3件収録した後は編集をスタジオで済ませて、すべて終ったのは9時を過ぎていました。
 よれよれで帰宅して、「大和の風」の宣伝キャラバンの出演を予定していた、菊さまから、今回の元気城下町クラブの会場には舞台がないことを教えていただいて、地唄舞を舞台なしで舞うのは絵的に美しくありませんので、今回は出演を控えることにしました。
 まだ誰にも連絡が行っていないので、気持ちだけで宣伝キャラバンの出場を取り下げです。
 また3月の城下町クラブに向って、殺陣班は新たな出し物を考えています。舞い班も創作舞の仕上げを急ぐそうです。そのころにはテーマ曲も練れているでしょうし、3月からまた派手な宣伝活動が始まります。
 

■2008年01月22日(火)  原稿遅延組みと戦う修羅場です。   編集長 朱

■2008年01月21日(月)  大和の風、11話・12話の収録完了。 編集長 朱
 寒い中を20人近い役者さんが集まってきました。
 今日は筒井城が陥落の日です。
 しかも島友之が鉄砲で撃たれて重傷を負います。
 攻撃のときの声、
 敗退の悲鳴、怒号。
 狭いスタジオは混乱の筒井城を再現して、悲壮感を「楽しく」演出して、収録を楽しみました。
 読み合わせのときは余り熱が入らない人も、いざ収録となったら燃える燃える。これだけ役者がいれば声にも個性が出て、次第にキャラクターが確立してきます。声を聞くだけで「あっ、誰々」とわかるようになりました。
 ダブルキャストをしないありがたさです。

 すみません。発行締め切りで時間がありません。
 また、詳しく報告します。


■2008年01月20日(日)  うぶすな締め切りに追われています。 編集長 朱

■2008年01月19日(土)  収録に追われる日々。         編集長 朱
 日々が何と忙しく流れていくことか。
 学生の頃は時間が過ぎずに、苦手な授業をじっと外を見ながら聞いていました。
 失恋したときは、もう時間は流れないのではと思うほど、長い間、心に刺さったトゲが消えませんでした。
 それなのに今は! 時計の針がクルクルと回って時間が過ぎていきます。
 午前中は締め切りの原稿チェック。はっと気がつくと時間がすぐ流れて昼前です。昼に電話を入れる予定が少し過ぎて連絡すると、相手様はすでに外出していました。
 1時からまたラジオの収録。
 ゲストを待たせないように、昼食も抜いて早めに出て、スタジオに入り、機械担当者と打ち合わせの後すぐ番組収録。
 まとめて3本、3週分。
 みっちり濃い時間ですが、ゲストはレギュラーなのでマイクにも収録にも手馴れて、楽しく明るく爽やかに、あっという間に3・4時間。
 土曜日なので事務の方はいらっしゃらずに、ゲスト表を提出して外に出ればもう夕方でした。夜に3面の打ち合わせをすれば、何をしたか分からないうちに一日が終っていました。
 少し、収録が多すぎるので新年度から番組を一つ減らして、少し、ゆとりを取り戻そうと思いました。
 明日、割付担当者が来ます。鬼の修羅場に突入します。
 しばらくさようなら。 

■2008年01月18日(金)  3時間悪戦苦闘の末、ボツ       編集長 朱       
 色々な分野で、様々な方が、島左近「大和の風」の制作に協力してくださっています。
 それはラジオドラマの分野に限りません。
 今日は奉納舞いを担当くださる、地唄舞いの菊善治先生の筝曲の収録です。
 狭いスタジオに筝曲の大きな楽器を持ち込んで、まず音合わせ。
 エレクトーンのベース曲に、尺八、琴、三味線を合わせて、曲に趣を持たせようとしますが、ハイホーのスタジオは機材が古くて、なかなか微妙な音合わせが出来ません。尺八の先生など3時間立ちっぱなしで、収録さんも緊張しっぱなし。私は椅子に座って聴くだけなので、本当に申し訳ないことです。

 3時間悪戦苦闘して、やはり音に歪みが入ります。
 収録を諦めることにして、生演奏に変えました。
 聴くほうとしてもビジュアル的にも、そちらの方が絵になるので、私としては文句の付け所がありません。
 苦労の末のMDを記念にお持ち帰り頂いて、本番の5月11日の奉納舞いには、ぜひ舞台で、琴、三味線、尺八の筝曲を奏でながら、歌手の川本佐江子さんの歌う「戦国武将」に合わせて舞う、きれいどころの艶姿を拝見したいものです。

 本日は、大変ご苦労様でした。
 みなさま、菊さま班の歌と舞いと生演奏にご期待くださいね。

■2008年01月17日(木)  義あるところに人は動く。        編集長 朱
 島左近「大和の風」という長編ドラマを仕掛けて、このドラマに乗って地域の文化おこしをするために、多彩な伝統文化で話題を盛り上げて、4月放送までに何度もメディアに取り上げられるようにがんばっています。
 が、究極の話題と文化の根付きは、地元団体主催で「島左近顕彰碑」を立てて「島左近顕彰会」を創立することなのです。
 「島左近顕彰会」ができれば毎年のように、「島左近」に因む歌手たちのコンサートやきれいどころの地唄舞い、殺陣道の方々による剣舞などで地元の英雄「島左近」を顕彰することが出来ます。そうすれば9月に開催される筒井町の「筒井順慶顕彰会」の「順慶まつり」に、主従の戦国武将としてジョイントも可能です。

 で、とうとう顕彰碑になる、立派な自然石をいただけることになりました。
 まだ篤志家のお名前は伏せさせていただきますが、本当にありがたいことです。
 この石碑をクリアーすれば、会の創立は決ったも同然。
 後は建立の地の許可が必要です。
 予定地は2ヶ所ありますが、地権者の許可を頂きましたら、またご報告いたします。

■2008年01月16日(水)  楽しく学べる夢殿サロンへ。       編集長 朱
 うぶすなの文化活動の一つに「夢殿サロン」があります。
 法隆寺の高田良信長老をお招きして…いえ、長老を中心にしたサロンのお世話係り4人が、毎月1回、法隆寺iセンターで、法隆寺に因む歴史や文化、時代背景などを総合的に学ぶ、「法隆寺学」の講座を開講しています。
 受講生のほとんどの方が、観光案内ボランティアや地域の郷土史家なので、みなさん熱心で毎回会場は満員状態です。
 事前に長老からスタッフに渡される資料セットを、人数分だけコピーして束のホッチキス留めで入場者にお渡ししますが、事情で講義に出られない方もその資料だけ欲しいといわれるほど、研究者の長老みずから組まれた特別資料に価値があります。

 内容は大学の講義並みですが、軽妙な語りで、とてもわかりやすくて、ことに現在は、伽藍の中の紹介に入りましたので、資料とともに内輪ネタも多く、とても興味深く聴くことができます。
 補助資料として、現物や複製品などが長老から回ってきて、実際に手にして拝見することもできて、講義に華を添えています。
 一回の講義は、資料の束込みで500円。
 法隆寺iセンター(法隆寺観光協会)2階フロアーにて、毎月第3水曜日の1時半から3時まで。
 私は受付で、にこやかに、500円と資料を交換しています。
 またこちらもおいで下さい。

■2008年01月15日(火)  読者プレゼントの当選者に発送。     編集長 朱
 うぶすなの新春「読者プレゼント」の抽選と、当選者発送に徹夜しています。
 締め切りが15日なので、本日分までのハガキを数えて応募先に割り振りします。
 赤膚焼の窯元「小川二楽」作の干支の置物がお一人。中村信一先生の切り絵カレンダー3名様。博物館招待券ペア5組様。美術館招待5名様。お正月クイズの正解者15名様。京都タワー展望券2名様。応募はがきが72枚のうちから抽選で発送しますが、裏書を読んでいると、楽しくてうれしくて発送業務も中断します。
 読者プレゼントの応募ハガキには、様々な読者の近況からお正月の迎え方、うぶすなに対するご意見や要望、励ましなど、奈良県下の津々浦々から読者の声が届きます。
 ありがたいことです。
 そして本当に支えになります。
 お正月号の広告欄が、ガラガラの空き家だらけを心配してくださる声もあって、年末の締め切り前後の忙しさで、年賀状も書けないほど時間がなくて各方面の方々に不義理をしていますが、そんな中で広告の営業をする時間も、気もなかったのです。
 苦しいのはどちら様も同じことですのに、うぶすなの経営までご心配くださっって、ありがたいことです。
 まだ当選者の宛名を書くだけで一日かかりそうです。
 当選者には発送をもってお知らせします。
 心当たりの方は楽しみに待っていてくださいね。

■2008年01月14日(月)  台本の遅れと混乱のお詫び。     編集長 朱
 11話と12話の配信が遅れたり、修正部分が追加で来たりなど、台本の配信業務が混乱していることをお詫びします。
 島新吉清興と妻の楓(かえで)におめでたの兆しがあったことが、スッポリと抜け落ちていたのです。
 左近の嫡男誕生を逆算すると、筒井城陥落のころに懐妊していなければならず、原作者からの指摘で、現場は大慌てです。すでに発信した台本もあり、修正に手間取って送られずに、役者さんから読み込みの時間がない、台本はどうなっているのかの問合せやら、すでに収録済みの9話の手直しやらで、大変ご心配をおかけしています。
 また、発信したつもりが、役者さんの手元に届いていなかったこともあって、これは、台本が届いたという、一通の返信メールが必要だということも気がつきました。
 お手数ですが、今後は台本が手元に届きましたら、届きましたの返信メールを下さいますよう、よろしくお願いします。
 それから、どんなことでもかまいません、編集部への要望や問合せは頻繁にいただきますと、こちらも収録日だけでなく、意志が通い合います。
 一年の長丁場なので、どのようなトラブルや行き違いがあるかわかりません。
 問い合わせてくださると、どのような質問にも答えられますので、よろしくお願いします。

 21日の11話と12話の収録は季節がらとても寒くなっていますので、お気をつけておいで下さい。
 スタジオ内はいつもみなさまの熱気で熱いくらいです。
 それに、そろそろ松永久秀との戦さに突入いたしますので、みなさま、クーラーも効かないほど熱く燃え上がりましょうね。


■2008年01月13日(日)  3連休なのに締め切り突入       編集長 朱

■2008年01月12日(土)  春は必ず来る               編集長 朱
 雨の中を山を下って電車に乗って、取材でした。
 でもとっても頑張りやさんのお話を聞けて、勇気を頂きました。
 人さまの不幸の克服を同情しながら聞いて、つい自分と重ねて考えてしまいます。
「私だったら、頑張り通せただろうか、乗り切れたのだろうか」
 うんうんと相槌を打ちながら、次第にもらい涙で鼻まで垂らして、「私はまだまだ甘いなぁ」「まだまだ頑張れるんだ」とも思いました。
 人生においてこんな残酷な洗礼は受けたことがないし、このような不幸も知りません。それなら今の問題も小山に過ぎないのです。
 そう思うことが出来ました。
 禍福はあざなえる縄の如し、とは人生において幸も不幸もそのままではなく、縄のようにクルクルと入れ替わるという意味だけど、徳丸さんが新春インタビューの色紙に見事な字で書いた言葉も確か「春は必ず来る」でした。
 映画制作のときも、食欲がなくなるほど壁に激しく突き当たった事がありましたが、それも乗り越えられたいい経験になりました。
 だからこんな山は山ではない。
 様々な方に合うということは、多くの小説を読む以上のドラマと遭遇します。
 取材に感謝です。

■2008年01月11日(金)  NHK奈良「ならナビ」にて大和の風を放送。
 午後6時10分から放送されました。8分の特集でした。
 さすが役者さんたちは堂々としていました。
 私は緊張してカミカミです。でもたくさんの役者さんたちが読み合わせをしている風景が映って、とても連帯感を感じました。
 
 また、近鉄の平群駅近くの食堂で「島左近御膳」ができると掲載しましたら、さっそくの反応です。

 ○ 子持ちデザイナー 「メッセージ : 勢いで、「嶋左蒟蒻」とか「嶋左昆布」話題性アップで地場産物にかけるのも面白いかもしれません。」

 ・ ですって。
 「しまさこんにゃく」「しまさこんぶ」などネーミングが面白いですね。
 戦国時代の御膳の再現食「島左近御膳」とオーガニック料理の「大和の風」は、駅前食堂2店と、仕出し料理の多良福さんが創作料理を開発するとのことで、あっという間に3店の協力を得ることができました。
 またまとめて取材してくださるとのことで、素敵な町興しになりそうです。 

■2008年01月10日(木)  玄米定食「島左近御前」        編集長 朱
 大和の風は次第にブレイクしそうな勢いです。
 収録現場の声優さんたちと編集さんの頑張りに応えなくてはと、こちらから各種メディアに仕掛けたのは事実ですが、各自が自分のできる限りの努力で「大和の風」を宣伝して下さっているお蔭です。

 実はこんな話があります。
 友人の店が新装開店したのでぶらりと立ち寄ると、
「今度の新メニューに『島左近御前』作ろう思うんやけど、どうやろ?」
 と聞くのです。どうやら取材中の原作者が立ち寄って、地元の野菜で手の込んだ煮物料理を出す、このお店の味に惹かれて「島左近レシピ」を進呈しようという話になったようです。
 わが町、平群町は古代豪族の「平群氏」が治めた根拠地なので、地元の人は古代史は知っていても、あまり中・近世史を知りません。それで、
「島左近って知ってる?」
 と聞きかれて、研究者の前では恥をかきそうな浅学を披瀝しますと、ようやく納得して、「島左近御前」を作って店に出しましょうということになりました。
 平群の駅前で、平群の住人が、「島左近」研究者のアイデアで、土地の米と野菜で作る玄米ご飯の「島左近御前」。さぞ美味しいでしょうね。
 とてもとても楽しみにしています。
 

■2008年01月09日(水)  今日のゲストは…            編集長 朱
 今日はゲスト番組の収録です。
 平群町の音楽サークル「あじさい」さんたちと、我家をリフォームくださった「ハシユイ」さんがお客様でした。
 「あじさい」さんたちはその名の通り、個々の花が集まって1つの花房を作るように、陽気で仲良しでまったく年齢差を感じない「お姉さま方」ばかりで、私もとても楽しく司会させていただきました。
 コーラスの先生も、ベレー帽がお似合いのなかなかのダンディーでした。

 ハシユイさんは我家を改装していただいた工務店さんです。
 始めは、吹き抜けの台所は寒いのではと思ったのですが、断熱がしっかりとされて2階の私の部屋より暖かいのです。
 広さのせいか板の間のせいか、換気を忘れていても窓が結露で濡れません。
 部屋全体がとても自然体で、炊事の合間にブランコで揺られて、見上げて眺める天井の造形に、いつも癒されています。
 始めに改装を思いついたときは、はっきりとした映像が浮ばずに、何度もハシユイさんに足を運んでもらいました。シンクも新品ではなくそのままのを使いましたが、結果的にレトロっぽさが、板張りキッチンにステキに馴染みました。
 これも「まだ使えるから買い直さなくても…」のひと言のお蔭です。
 古い家なので、板を剥がすたびにハプニング続出でしたが、それらの対応にとても誠実で、ご自身の台所のように私の台所を好きでいてくれました。
 昭和初期の古家にはホームドクターとも言うべき、出入りの大工さんや工務店さんがいると、安心して家の管理を任せられます。できたら部分的に補修しながら、現状維持で次世代に引き継ぎたいと思いますので。

■2008年01月08日(火)  11日(金)NHK奈良総合テレビ18:10〜放送予定
 島左近「大和の風」の関係者の皆様。
 お待ちかねのNHK奈良のテレビ放送です。
 今週11日(金曜日)NHK奈良放送局の総合テレビ、奈良県向けの地域情報番組「ならナビ」(18:10〜19:00)で、昨年取材された、島左近「大和の風」が放送されます。
 すでに放送された12月25日放送分より、少し長く放送される予定です。
 ハイホーでの収録から始まって、テーマソングを歌う歌手の板東さんや、舞いの菊善治さん、殺陣の徳丸さんたちが華やかに彩った12月交流会の様子や、声優さんたちの紹介など、そして明かされた徳丸さんのご先祖様のことなど、とても緊張した新春インタビューも含めて流れるはずと思います。

 ぜひご覧下さい。

■2008年01月07日(月)   9話・10話の収録完了        編集長 朱
 平群やスタジオのある三郷町は朝から小雨が降って、薄暗く寒い一日でした。
 午後5時半から主婦サークル、声の会「わやわや」さんたち7人の初の読み合わせが始まり、生まれて初めての声優デビューに備えました。
 6時半から随時、収録が開始されます。
 みなさん緊張されて、声で演じることの楽しさを実感されていました。

 今後は毎回の収録に「わやわや」さんたちによる、戦乱に巻き込まれた大和の農民や一般人の名も無き人々の、戸惑いや混乱の声を演じていただくつもりです。
 そこで生き残った方々が、現在の大和住民のご先祖様たちだからです。
 戦国の武将たちは1人2人と戦場の露となりますが、大地に根の生えた土地の女たちは、領主が代わろうと代わるまいと本来の生活は変わらず、したたかに時代を生き抜いて参ります。
 それを「わやわや」のお母さん方で演じていただきました。
 生活者の生の声ですから、みなさんほとんど地声でいけます。
 これも楽しみに放送を待っていてくださいね。

■2008年01月06日(日)  応援ありがとうございます。       編集長 朱
 ○ 匿名より 「長田さんを応援してる者です。今度はラジオドラマを52本作ると聞いて、大きな賭けに出たもんだと内心心配している者です。映画も大変やったと聞いてます。また貴女が苦労すると思うと不安でなりません。無事に完成できるよう応援してます」
 
 ・ 匿名さま、ご心配と応援をありがとうございます。
 今回のドラマ制作は、映画つくりの経験が非常に役に立っています。
 どのような状態であろうと、制作と上映という本来の目標を見失わずに、母体の「うぶすな」は発行を続け、ラジオ番組は放送枠が増えて、映画は現在でも上映が続いています。
 ご芳名を伏せたままご心配を頂きましたが、一丸となって文化活動に励むグループに、どのような「不安」を感じられたのでしょうか。
 それに「不安だ」という漠然とした言葉を、私は好みません。
 「不安」は呪詛のようなもので、「不安だ」を3回唱えれば、何もなくても周辺に「負」の運気を招いて、案じた通りの状況が生まれてしまいます。そうなると自分の言葉が招いただけに、それが当然な気がして踏みとどまる努力もせずに流されてしまいます。
 反対に、「もうやめる」の否定語は、とても慎重に使います。
 これを口にしたときは、必ずその方向に向かうために最善の努力するからです。
 全体を見渡してこれはまずいと感じたら、元の状態に戻すために、企画を遂行すると同じほどのエネルギーを使います。
 つまり、やるもやらないも確固たる意志で行なうことで、気弱な「不安」で流れることはまずありません。
 ご安心ください。
 ラジオドラマは着々と収録が進み、音響班は3ヶ月分づつ手分けして制作体勢に入り、宣伝班は、なんと時代劇ミュージカル「大和の風」まで作って、今月末には大阪で制作発表会を予定しています。
 それだけの余力と支援体制が整って、ラジオドラマ「大和の風」の収録は進んでいるのです。
 匿名さん、一度収録風景を見学にいらっしゃいませんか。
 十数人の声優さんが、この真冬にクーラーをつけながらスタジオで熱演しています。 ここには前向きなパワーが満ちていますよ。

■2008年01月05日(土)  いつものように電話がじゃんじゃん   編集長 朱
 今日は「うぶすな」の発行日です。
 もう朝から様々な電話が、事務所と携帯に鳴りっ放しです。
 しかも打ち合わせが入って、入りながらも発行日に携帯を切ることが出来ずに、着メロが鳴ると同時に取り上げて、「はい、もしもし後で電話しますから」の返事なら、さっさと切るべきですが、2面は投稿記事とはいえ苦情や問合せ、内容の間違いなどは迅速に対処しなくてはならず、最優先に電話対応しているのに、のんきな読者は正月クイズのヒントを確かめたり、また昼食のお誘い、夜の飲み会のお誘い、…などなど。
 なぜ発行日に、私の存在を思いだしてくださるのか…。
 発行日に次号の記事が埋まることも多く、喫茶店でペンを片手にお茶をしていました。

 またラジオドラマの「大和の風」にも新しい動きが出て、時代劇ミュージカル「大和の風」も完成間近です。
 ラジオドラマなのに、舞いや殺陣やミュージカル…。
 …奥深い…。
 新しく開設する「大和の風」のホームページで、出演されている声優さんたちのホームページとリンクできます。
 劇団関係者は公演宣伝に使ってください。
 どんどんデータを送って下さいね、お待ちしています。
 「大和の風」をもっともっと、奥深いものにしましょう。

■2008年01月04日(金)  「大和の風ー」の公式HPを制作中   編集長 朱
 もうすぐ、「島左近ー大和の風ー」の公式ホームページが完成します。
 ここには収録途中の毎話のあらすじや、その回の声優の氏名と役名、また収録中や、読み合わせの様子を写真掲載したり、出演者のホームページともリンクできるようにします。
 ですので、声優さん、各自の自己紹介データを送って下さい。
 
 うぶすなにはたくさんの方が来られますので、そこから出演される声優さんたちの活動の紹介ができれば嬉しく思います。
 ただし、データ処理のできるレイアウト係りの「夕」さんは、うぶすな締め切り中に来ますので、締切までに送ってこられたものはその月の、「島左近ー大和の風ー」ホームページに掲載できます。

 ラジオドラマ島左近「大和の風」に、広がりを持ちたいと思います。

 しかし、うぶすなの編集と、連ドラ・プロデューサーと、ゲスト番組パーソナリティーと、大和の風の宣伝部隊まで手配して、少々混戦気味なこの編集長に、あまり難しいことは望まないで、データ操作など苦手な分野は、直接担当さんからお返事が行くと思いますので、まずはデータを送って下さい。
 「島左近ー大和の風ー」の公式サイトも華やかにしましょうね。
 

■2008年01月03日(木)  「大和の風」の連絡は受付け中。    編集長 朱

■2008年01月02日(水)  うぶすなお正月休み           編集長 朱
 お正月休みに下見やら取材を敢行しましたので、ちょっとお正月休みを頂きます。メールのお返事は出しますので、「大和の風」の連絡はいつでも下さい。

■2008年01月01日(火)  新年おめでとうございます。      編集長 朱
 あけましておめでとうございます。
 今年は、島左近「大和の風」が完成して、放送される輝かしい年になります。
 どうぞ皆様、ご期待くださいね。
 スタッフ一同、完成に向って、一丸となってがんばっています。
 
 島左近「大和の風」の応援をよろしくお願い申し上げます。

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