top01.jpg(15503 byte) top top2 map mail
トップページ>日々雑感
■2008年04月30日(水)  ついで収録でもかまいませんか。   編集長 朱
5月の連休中は収録もお休みです。
みなさんバカンスにお仕事にいそしみください。

さて連休明け早々の月曜日に、6話の追加収録が5月12日にあります。
宗巌と新吉が必要です。
ナレは先取りして、当日の収録を杉山さんと左馬進がしていますので、
ついでに21話と22話を録りたいと思います。
いかがでしょうか。

場所は長田自宅 19時読み合わせ、随時収録。
1話から4話まで完パケ終了しましたので、関係者は作品の出来を聞いてください。
また、演出はヘッドホンで聴きながら完全に収録に参加しますので、
待合の役者さんたちの、読み合わせや役作りのチェックを
団長経験者の中村さんにお願いしています。
また炊き出しも用意していますので、お好きに召し上がってください。

いつものお願いですが、収録と編集の手が足りません。
どなたか経験者をご紹介下さい。
お礼に演出の熱い熱い抱擁を差し上げます。(いらん、てか…)

■2008年04月29日(火)  ゴールデンウィーク突入         編集長 朱
ゴールデンウイークに突入しました。
役所は動かず、銀行は止まり、支払いは出続けるという恐怖の連休。
今年以外はこのウン10年間、ずっと連休はハトマ島でした。
しかし今年はダメです。
今年は何と家族に「おめでた」があるからで、そんな一生に数回あるかどうかの時に
ふらふらハトマ島での〜んびりしていては、ずっと恨まれそうで、
今年は女親の私だけ、お留守番です。

お留守番なので、仕事は山積み。
連休に奈良に来る東京の取材陣と打ち合わせや、東京イベントの詰めなど、
みんなが遊んでいる時に、がむしゃらのお仕事モードです。
がんばるぞぉ!

■2008年04月28日(月)  深夜の会議で開けた展望        編集長 朱
大和の風のナレーションをまとめ録りしました。
初めのころのナレは声に遠慮が滲み出ていましたが、現在では堂々としたものです。
ナレさんはたおやかな女性的な方ですので、声質がとても繊細でした。
この声で大地の母、生み出す大地の女神で物語の進行役をしていただくには
野太さが足りず少し気になって、イメージコントロールをお願いしました。

みごとに完成して、その自覚がマイク前の姿勢まで変わりました。
声も繊細なのに筋が通り、母性を感じさせるナレーションの物語の進行役という、嶋左近物語のもうひとつの主役、「大和の母性神の語り」の重要な役をみごとに演じ切っています。

その後に今後の展望を語り合い、午前3時に解散しました。
大和の風のスタッフは本当に熱いです。


■2008年04月27日(日)  編集と収録を募集します。       編集長 朱
「大和の風」再録の混乱の余波がなかなか収まらなくて
6話再録の集合がまともに伝わりません。
とうとう連休明けに収録することに決定しました。
放送日がじりじりと近づいて、収録はできても編集にまた時間がかかりますので、
収録が遅れば遅れるほど編集に負担がかかります。

多くの方が同日の同時間に集合するというのは大変なことで、一旦決まったものを覆してまた変更となると、混乱して収拾がつきません。

少し沈静化するにも日数が必要ですので、このコールデンウィークは皆様の休憩といたしましょう。

本当に収録と編集の手が足りません。
どなたかお手伝いしてくださる方はいらっしゃいませんでしょうか。

そして資料がまだ届きません。
待っている間にも日付がどんどん変わって、不安は募るばかり。
原作者が独自に資料集めをしていますが、豊富な資料を下敷きにして小説を書いていただく約束でしたので、まったく資料無しの状態で、作家兼脚本家がシナリオハンティングまでして、それを1週間に1本30分ものに仕上げなくてはならないというのは、大変な重労働です。

 ここからも悲鳴が上がっているのです。

 上から下から、資料連立を申し出されています。

■2008年04月26日(土)  猫の手を借りたい…           編集長 朱

■2008年04月25日(金)  発送業務に追われています      編集長 朱

■2008年04月24日(木)  舞台とラジオの違い           編集長 朱
「大和の風」は船出をしながら内装を整え、船板を張り替え、支柱まで新品に変えました。
資金をかけたプロダクション制作では考えられませんが
長期に渡る市民劇なら、その新旧のモザイクも味にできますし
マスコミにも制作秘話として、オイシイ書かせ所になります。
金をかけてプロに作らせたものではない、手作りらしさともいえるからです。

ラジオはパーソナリティーより、収録編集さんの力量が番組の良し悪しを決めます。
ことにドラマの制作は収録した「素材」を「荒編集」して音をかぶせて「本編集」に至りますので、この荒編から本編まで約8時間ほどかけて一話を完成させています。

ですので、編集サイドから、「収録後に音割れや吹いた部分に気がついたから、再録させて欲しい」と言うときはできる限り協力しています。
反対に荒編済みの作品に、役者さんから再録を申し出るのは、よほどのことです。
時間をかけて苦労して作り上げたものを、白紙に戻してくれと言っているのですから
普通なら、謝って、拝み倒してお願いする筋です。

また演出家は脚本家と相談しながら全体を配していますので、突然、現場で勝手に配役を変えることも「ありえないこと」です。
舞台とラジオという異なる畑の違いを感じた一騒動でした。

■2008年04月23日(水)  再録のゆくえ                編集長 朱
29日の日中の収録は無理とわかりました。
日中は生活音が入ります。犬の声、バイク、地域放送まで流れています。夜ならほとんど音がありませんので、やはり夜に収録を進めたいと思います。

29日は編集の急がれる6話の追加収録と、ナレを20話と21話をまとめ録りします。
まとめ録りするのは、物語部分の2話収録を集合日に完了したいからです。
また遠隔地からの参加者もいますので、その方たちを早く帰すためです。

長田自宅で、夜の6時読み合わせで、7時収録の予定です。
7時過ぎると周囲も静かになりますので。
大変ですがよろしくお願いします。

■2008年04月22日(火)  再録どころか6話の追加分発見。    編集長 朱        
データ発送を明日に控えて、再録をするしないで深く考え中です。
再録のリスクの方がとても大きく、そのような賭けをしては収録さんが潰れます。

また編集から、初期の作品に原稿不足の報告が上がりました。
再録どころか、必要な追加分の取り直しです。

■2008年04月21日(月)  奈良テレビが取材に来たけど…    編集長 朱
交流会の様子を今日取材に来ていた奈良テレビが、夜に放映したそうです。
テレビでいくら流れても、今夜は収録日です。
役者さんたちも私も誰もテレビを見ていません。
ただ、「テレビで見たわよ!」の励ましメールを頂くばかり。

収録はいつものように、16人が広間に集まって小人数づつ収録していきます。
集まって読み合わせをしている役者さんたちも、個室の収録現場も
緊張感で空気がピリピリしています。
それなのに和やかなんですよねぇー。
炊き出しの一升飯と黒豆カレーは、きれいになくなりました。
お母さんはうれしい…。

夜は産経新聞が取材に来ました。
高校生の「嶋左近」を重点的に取材していたようです。
どんな記事になるか楽しみです。
そして、みんなの意見で、再録することになりました。
ぞっとするほどの量です。

4月29日(祭日)朝から一日がかりで
過去の古傷を「録り直し」します。
そう決まったのです。だから泣かないでご協力下さい。
一番泣きたいのは、荒編まで頑張った収録さんたちです。
みんなごめんね。
いいものを作りたいと言う、現場の声に負けました。

■2008年04月20日(日)  収録場所の変更(再信)          編集長 朱
「大和の風」収録関係者様へ、緊急連絡です。

収録場所変更のお知らせ(再)
  交流会の同日 4月21日 6時集合(声の会)7時読み合わせ、8時収録。
  台本、20話と21話を収録します。

★ 収録場所を、公民館から我家に変更します。
  平群中央公民館では収録時間が短いので
  我家に機械を設置してスタジオにしました。
  先に到着された方から読み合わせを済ませ、軽食を取りながら顔ぶれが揃うの
  を待って、即、本番の早録りをします。
  ご協力下さい。
  6時30分に近鉄竜田川駅に集合くだされば、お迎えに上がります。

■2008年04月19日(土)  5月号の制作の修羅場に入りました。 編集長 朱

■2008年04月18日(金)  交流会の出欠のお返事をください。  編集長 朱
時間がない!
悲鳴を上げています。
テレビ化の手配と打ち合わせ。東京の手配と打ち合わせ。
講演会の講師の変更と公演の入れ替え。島左近から嶋左近の統一。
ことに収録場所が自宅に変わったことで、変わらなくても良い所が微妙に変わってきて、その修正も早めにしなければならないのに、時間が取れません。

肝心の交流会は「3日後」に迫っているのに
まだ連絡をしていないところもあります。
連絡もギリギリで相手さまはすでに予定を入れてしまい
連絡が遅いと叱られてばかり。
しかも、その当日の夜は20.21話の収録なので
次の22.23話の脚本チェックと配役を入れて、発信許可を出さねばなりません。
しかも締め切りの修羅場が、すぐそこまで。

あ゛ー! 時間が欲しい!!

交流会出欠の確認メールや電話を下さぁい。

■2008年04月17日(木)  原稿提出攻防戦、今昔          編集長 朱
もうすぐ締切に入ろうとしていますが、原稿がいつものように揃っていません。
締め切りのあるものを、あの手この手と引き伸ばしても締切は白紙でも締め切らねばなりません。
かつて、ある先生の原稿の担当になった時に
「最終締切はいつだね」
と聞かれて、本当にいつもその当日の夜に仕上げの電話を頂きました。
綱渡りのような編集判断でしたが、主筆はいつもその時間まで待っていました。
今考えると、待たされる主筆も辛かったのではないかと思います。

現在は私も同じ立場にいますが、最終締切は編集内部の締切で
もし「原稿が落ちた」時に、時間にゆとりがなければ急な処置ができません。
毎月必ず最終締切に仕上げられるなら、数日前にも仕上げられるはずです。

毎月繰り返される原稿提出の攻防戦と修羅場が、
かつてはうら若き編集者を、鬼の編集長に変えてしまいました。

■2008年04月16日(水)  4 つプラス、ワン              編集長 朱
「大和の風」の制作活動は、4つの部門に分かれます。
1 資料と小説・脚本
 資料担当もデータを上げなくてはなりませんが、作家は小説を起こすのに足りないデータは、自分で探さなくてはなりません。締切に追われながら1週間に1本の30分ドラマの小説を書き、脚本にまで仕上げて、その上、役者に送信するまでが「大和の風」の作家の仕事です。この1年は病気もできないほど重要で、ハードな作業です。

2 声優
 第1月曜と第3月曜の、月に2回、2話の同時収録をします。仕事終りに集まって夜遅くまで収録をしますが、現場はとても盛り上がって、熱く、そして楽しい作業です。豊中からいらしてくださる方もいますが、役に乗って魅力あるキャラに育ててくださいました。各自が特徴のある声で演技も出来る役者なので、軽い読み合わせの後に、即本番に入れます。みなさん配役を楽しんでくださっています。

3 収録と編集 
 小説も追われる仕事ですが、収録した後の編集も追われる作業です。それを見越して昨年の11月から収録を始めて、編集に半年のゆとりを持ちましたが、まだ未完成です。理由は多々ありますが、支援態勢は整っていますので時間切れになるまでに手は打ちます。この出足の遅れが後々まで響きそうな予感がして、そうならないように多くの支援スタッフを探しています。
 
4 音楽と効果
 音楽は良いものが揃っています。テーマソングや挿入曲など、なかなかのアーティストをそろえて、奏でる楽器もジャンルも様々です。効果音は著作権フリーのシンプルな音からオリジナルの創作音まで、まとめて収録しました。これもただいま編集中です。

以上の4つはドラマ作りに欠かせない骨組みで、そのすべてに関わるのが「演出」。
演出は、気が休まりません。しなくてもいい口論もします。全体を把握して、すべて見通せなければ、突然のトラブルに対処ができません。
この臨戦態勢のまま、完成まで突っ走ろうと思っています。

■2008年04月15日(火)  音のパーツと効果音ができました。  編集長 朱
音のパーツが揃い始めました。
個々のテーマ曲や効果の短い曲、オリジナルの効果音。
それこそドッタン、バッタンの音作りでした。

大和の風に関わる方は、どの方も何がしかの創作活動に携わっています。
多くの方の才能が集まって、大和の風を発表の舞台にしてくだされば
遠くインドネシアから東京から、そして地元でもと不特定多数に方々に聞いていただくことができます。
そして参加者自身がリスナーとなって、第三者の耳で聞くことによって自分の資質を知ることも、また過酷な作業を乗り切った時には確実にスキルアップもしているでしょう。

「大和の風」は放送前から、各メディアに注目されて、奈良県の東京施設も宣伝のために企画展まで開催します。
大きな風を起こすためにあらゆる努力を惜しみませんので、挫折することなくみんなで登頂しましょうね。
小説はすでに折り返し地点まで到着しました。
これから編集が追い込みの、正念場なのです。

■2008年04月14日(月)  交流会と収録場所変更のお知らせ  編集長 朱
● うぶすな交流会のお知らせ
  日 時  4月21日(月)13時〜15時くらいまで
  場 所  法隆寺iセンター(斑鳩町観光案内所)2階ホール
  会 費 1000円(茶菓の用意あり)

「大和の風」が6月からインドネシアと
東京の奈良県の施設「代官山iスタジオ」にて放送されます。
これを記念して、6月14日から22日までの9日間
「奈良県の戦国時代」 〜代官山in大和の風〜 を開催します。

これから「大和の風」を宣伝していく上で、催し物関係者にもご覧頂くために
法隆寺iセンターで俳優の徳丸新作・山下忠彦を中心とする殺陣チームと、三川美恵子の舞いと邦楽演奏を発表いたしますので、声優さんもぜひご参加下さい。
また今回でしばらく交流会を休会します。ドラマの制作に全力投球いたしますので。

● 収録場所変更のお知らせ
  交流会の同日 4月21日 6時集合(声の会)7時読み合わせ、8時収録の
  20話と21話の件ですが。
★ 収録場所を、公民館から我家に変更します。
  平群中央公民館では収録時間が短いので
  我家に機械を設置してスタジオにしました。
  先に到着された方から読み合わせを済ませ、軽食を取りながら顔ぶれが揃うの
  を待って、即、本番の早録りをします。
  ご協力下さい。
  6時30分に近鉄竜田川駅に集合くだされば、お迎えに上がります。

■2008年04月13日(日)  効果音作りも想像力           編集長 朱
音くらい作れると豪語したけど、豪語しなけりゃならないほど難しいものなの?
午前2時に解散してそのまま寝れずに、台本の1話から20話まで目を通して、
夜が明けてから、納屋に行ってちょいちょいと古い道具を触って見ると、
ぜーんぶ、できることが分かりました。

はい、できます。
効果音のほとんどが、ここでできます。
行者の錫杖の音は、コップにスプーンをたくさん入れて振ればそれらしい音です。
弓矢のヒューという音は、竹を裂いた豆の支柱を振れば、空気を裂く音が出ました。
手まりの音も、ビニールのかさ袋を膨らませて指で弾けば、ぼょんぼょんの音です。
山道を踏み分ける音、砂利の道、廊下の音、重い扉の軋み、古襖の開け閉め、焚き火の音、弓矢の刺さる音も鉄砲の音も、重たげな荷車の音も、行水の音から読経まで、
すべてクリアー!
恐るべし農家の底力。
というより、家具調度品や生活環境が
昔からそれほど大きく変わっていない、だけというか…
まぁ、案じるより産むが易し、ですね。

そろそろさまざまな音楽も上がって来て、パーツが揃い始めました。
あとは組み合わせです。
6月放送に向って、快進撃ですよ。

■2008年04月12日(土)  やるしかないなら、やりましょう。    編集長 朱
編集スタッフだけ集まって、今後の見通しを語り合いました。
さすが編集のプロや経験者たちだけあって、内容は素人の私にはさっぱり分かりません。
ただ、とても大変で面倒らしいことは分かりました…。

でも進まなければ進まない話で
大変さを知らないプロデューサーだからこそ、強引に引っぱっていけるのだな
ということだけは、よぉーく分かりました。

映画作りでも、このなかなか前進しないもどかしさは体験済みです。
体験ってありがたいですね。
どんな体験でも、次に似た状況に陥ると、混乱せずに方向が見えてくるのです。

動かなければ進まない話なら、動けばいいことです。
百ぺん大変な話しを聞いても現状に留まる限り、一歩も進みません。

音録係りも参加したことだし、プロデューサーみずから音を作りましょう。
創作は、想像力と構成力です。
演出経験ゼロでも演出家になれたのだから、音作り初体験でも、音くらい作れます。
なぜなら、オトナだからですよ。
人生の折り返しを過ぎたものが、すべてにおいてズブの素人であるはずがないではありませんか。
今まで生きてきたノウハウで、音くらい作れます。

■2008年04月11日(金)  東京イベント大作戦 3         編集長 朱
東京の代官山のイベントが益々派手になっていきます。
信貴山真言宗、大本山の全山が協力して下さって
物語に出てくる快信さんから数えて、千手院18代目の田中管長さんも講演くださり、
講演の前後には、あの修験道のいでたちの行者さんたち10名ほどで、
独特な、宗門あらためのような寸劇の「問答」や
法螺貝や錫杖、太鼓を打ち鳴らす、修験道の大般若法要が再現されます。
大人しい般若心経しか知らない東京人の、眼からウロコのような、
激しい、体育会系の修験行者たちの、ドラマチックな般若心経が流れるのです。

なぜ修験道の声明はあんなに音入りで派手なのか。
それは山々の修行で獣などから身を守るために、音を発しながら山を踏破するからです。
そして法要は、祟りや憑き物を落とすための山岳密教系の呪言ですので、憑き物を驚かせて落とさねばなりません。

「大和の風」の修験行者の「下河原左馬進」くんよ
お仕事があって東京へは行けないけど、
いつか本物の柴燈護摩や大般若の転読法要に参加しようね。
大和人の原始の血が騒ぐから。

■2008年04月10日(木)  「大和の風」がテレビになる!      編集長 朱
「大和の風」の企画を立ち上げたときは、映画制作の余韻があって
あんなにがんばって作っても、映画の物語は1作で終りなので
終らない創作劇に挑戦して見たかった、というところがありました。
たから大河ドラマで連続52作。
こんな大作は広告が大事とばかりに、企画と同時にメディア対策として
積極的に広報活動をしましたが
それはあくまで、「大和の風」が放送され始めたときに
第1話からしっかりと聞いて欲しかったからです。

業界の方に「ラジオ放送はプア・メディアですよ」と言われても
「なぜいまさら聞かないものに手を出すのか」と呆れられても
作ることに価値があり、プア・メディアでも発信することに意味があると信じたからです。
価値がありました。むろん
意味もありました。

今日、「大和の風」30分のテレビ放映が決まりました。
この作品のままで、テレビ用に映像を付けます。

だから、音入れ頑張らなくっちゃ!

■2008年04月09日(水)  東京イベント大作戦 2         編集長 朱
東京の「奈良県の戦国時代」「代官山in 大和の風」の
準備のために、東奔西走しています。
次第に輪郭が出来上がり、それに目鼻をつけているのですが
目鼻のサイズや配置のバランスを考えている間に、企画は勝手に大きくなって
とうとう、開催9日間のビックイベントに育ちました。

この感じ、なんとなく覚えがあるなぁと思って、気が付きました。
「国際雅楽フェスタ」の膨らみ方と似ているのです。
骨格ができ始めると、肉が付き、肉が皮膚を呼び、と
次第に完成に向かって、企画がみずから育ち始めるのです。
むろん、そのためにはあちらこちらの人脈を駆使して、アポを取り、
説明して参加を呼びかけて、精力的に動き回らなければなりません。

こちらが動けば、状況も動きます。

自費で参加する方が、参加する価値のある催事にしたいと思います。

■2008年04月08日(火)  般若心経の読経CD           編集長 朱
ただいま手分けして音探しをしています。なければ作るか、音録りしなければなりません。
それで今週末に集まるのですが、集まってから考えても仕方がないので
さっそくそれらしい人に打診をして、その方のツテでお会いして、
みごとに音集めの専門家を、ゲット。
すると、面白い音を頂くことができました。

私は物書きなので資料集めはしても、音集めとは無縁でしたが
なるほどおもしろいものですね。
今日手に入ったのは「般若心経の読経」です。
でも欲しかった修験道系の物々しい読経ではなく
学僧たちの物静かな、そしてあまり抑揚のないお経でした。
でも伴奏の音楽無しで、声明だけで音律を出すのは、原始的でそれでいて豊かな感じがします。般若心経が愛されている理由でしょうか。

■2008年04月07日(月)  録りなおしは成功             編集長 朱
12月に収録したものを録りなおして
それだけで貴重な収録日を潰してしまいました。
このような再録と音入れを、今後どうするかを収録の終わった後で
お茶を飲みながら相談しました。
それにしても、収録の後だから時間が足りません。

公民館を使った収録には、時間の制限があります。
仕事終りに集まって機械のセッティングをして、それから収録。
そして撤去に時間、早々に解散。
この時間のロスが、仕事をお持ちの役者さんたちにはもったいなくて
かといってハイホーでは設備が古すぎて、今の録りなおしの状況です。
収録場所の変更を考えなくてはなりません。

■2008年04月06日(日)  東京イベント大作戦            編集長 朱
6月に東京代官山のiスタジオで「大和の風」が流されることになりました。
その放送記念に、生駒郡「大和の風」物産展が開催されます。
そのために平群、斑鳩、三郷、安堵と参加依頼の行脚です。

始めの情報では、「絶対無理っ」と聞いていたので
恐る恐るお伺いを立てたのですが、
開催理由と、代官山の受け入れ姿勢と、こちらのメリットを説くと
ほとんど、「そんなうまい話はない」と言ってくださいました。

そうですよね。
駅から徒歩一分の代官山の一等地にある会場を、県の主催だからお招きで、
しかもチラシの発行から、東京メディアまで呼んでくれて
奈良の地方都市の地場産業を紹介してくれるのですから
安心、安全、お得な、とても美味しいお話しです。

ただ、こちらの足代は自前です。
泊まるなら宿代も。
それでも会場は超安の宿泊施設があるので
夜はテイクアウトでパーティもできます。
また展示物産品と一緒にバスに乗って、陳列をお手伝いくだされば

当然、足代はタダになります。

■2008年04月05日(土)  収録が変わっていますが大丈夫?   編集長 朱
7日の収録が音録りに変更して、また録り直しに変ったことについて、質問がありましたのでお答えしますね。

音楽班に依頼していた挿入曲が完成しましたので、7日の収録を1回延ばして、その日は公民館で音録りをする予定でした。しかし
「良い音楽は、良い環境と良い設備で収録したい」との
前向きな取り組みで、公民館ではなく、設備の整ったスタジオでの収録となりました。
するとせっかく予定した公民館が空きましたので、収録班が
「雑音の入ったシーンや、声割れを録り直したいのですが」と
いいものにしようと苦労を買って出てくださったのです。すると脚本家も
「そこを取り直すなら、部分的に修正したい」と
これまた前向きなご意見で、ごそっと録り直す事に相(あい)なりました。

現在、収録は秋の9月いっぱいと10月始めの放送分まで進んでいますので
物語の収録より、収録済みの編集を急いでいます。
手分けして自宅に持ち帰った収録班は、仕事の終りに荒編集を済ませ、
挿入曲や生活音を、セリフにかぶせてタイムを計って完成させます。
ある方は1話に8時間を要す大仕事だとおっしゃっていました。

「大和の風」へのさまざまな参加を楽しみ、そして苦しみつつ、1話1話を大切に、丁寧に作り上げています。
ですから、楽しみに待っていてください。
そしてどのような質問も、喜んでお答えします。遠慮なく、質問してください。
ご質問をありがとうございました。

■2008年04月04日(金)  大和の風は文化の風。          編集長 朱
ラジオだけではなく「大和の風」を映像化したい、とネットで問いかけたら、
影絵の方から連絡がありまして
15分くらいにすることや、子供用に作り直すことなどいくつか注意点をいただきました。
また、影絵は材料が安いと思っていましたが、昔の劇団仲間から
「コマ割りでアニメのように作るのだから、すごい枚数が入ります!」
と私のあまりな無知に、喝(カツ)!
いえそんな大層なものでなく
影絵に棒が突いて、黒い手や頭がこくこくと動くようなものを想像していたのです。
今度の7日の再録日に見学に来られて、サークル仲間に相談するそうです。

「大和の風」の収録が終ったら、これだけ苦労して仲良くなった声優さんたちと
はいさよならと解散するのではなく
また違ったメディアを求めて挑戦を続けるのも、面白いでしょうね。
人生、前向きに歩いていたら、さまざまなチャンスが廻ってきます。
生きるって楽しいですね。

■2008年04月03日(木)  緊急報告。7日月曜に再録します。  編集長 朱
7日に予定していた音録が変更になりました。
それで、7話・10話の一部取り直しと、8話の再録を7日にいたします。
10話は前の台本をお持ち下さい。

今夜、修正や新しい台本を発送しますので、受け取りメールは必ずお返し下さい。

下記の役者さんは、
7日月曜に、平群中央公民館にお集まりくださいますよう、お願いします。
6時に機械セッティング
7時から収録開始します。

特製の黒豆ご飯を用意いたします。切羽詰って申し訳ありません。

第7話
新吉・左馬進・あやめ・柳生宗厳・島友之
第8話
ナレーター・新吉・左馬進・島二郎・かえで
第10話
左馬進・瑠衣・友之・清国

スタジオの収録器械がとても古くて調子が悪かったようです。
お手数ですがよろしくお願いします。

またゴールデンウィークはお休みします。
それまでに8月放送分くらい、一気に完成させるつもりですので、
その頃には収録も峠を越えて、少し楽になりますよ。
声優さんたち、いつもご苦労様です。そしてありがとうございます。

■2008年04月02日(水)  聴覚から視覚になるには         編集長 朱
ラジオドラマがビジュアルにならないか、と考えたのが影絵劇。
バックにドラマを流して、セリフに合わせて影絵を動かすというアイデアです。
影絵劇なら、ウン十年前に入っていた地元のママサークルがあります。
それに経費があまりかかりません。

ところがその影絵劇を見る年齢層と、「大和の風」の年の差に気が付いたのです。
しかもママたちが演じるナマの影絵ではなく、劇を映したテレビ画像の30分なのです。
子どもはついて来れません。

うーん、残念。
せっかく某テレビ局に話しを通したのに…、影絵劇は撤退します。
しかしこれを契機にコラボの話が持ちあがって、またまた心が揺れています。
そんな時間がなかったから、ラジオのゲスト番組をお休みしているのに。
でもせっかくの機会ですから、
どうすれば音声のみの「大和の風」が
聴覚ではなくテレビという視覚で受け入れられるか。
みなさま、お知恵をお貸し下さい。

■2008年04月01日(火)  「大和の風」の連載、本日から     編集長 朱
奈良日日新聞で小説、島左近「大和の風」の連載が、本日から始まりました。
ドデーンと3段抜き。
タイトルは竹筆書道の門長竹斎さん
作家は此花さくやさん
写真は坂本雅央さん
新聞班の「大和の風」は一足先に華々しくデビューしました。

元々小説家の此花さくやさんがドラマ用に小説を書いて
脚本にして現在私たちの台本になっていますので
ドラマ「大和の風」の原点とも言えるのが、この連載小説です。

小説に起こすための詳細な資料は、平群史蹟を守る会刊行「島左近」の著者、坂本
雅央さんにご指導頂きました。
さくやさん自身も、地元住民の土地勘と情報力とで綿密な調査を行い、
今までのさくやさんの作品(別のペンネームで活躍中)、とは一味違った歴史大作となりました。
タイトルの墨書は、力強い中にも大和の風をイメージした繊細さも表して
強いばかりではない、戦国武将たちの生き様を感じさせます。

台本はセリフばかりで情景描写が少ないのですが、小説では地の部分がしっかりと書き込まれていて、心理描写も巧みです。
また小説部分と、写真資料と説明文で戦国時代と現代の大和地方を同時に紹介して、それでいながら武将たちの物語に違和感を与えません。

ぜひ本日からの日日新聞を楽しみにして下さい。

過去ログ 2006年11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2012年01月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2013年01月 02月 03月 04月 05月 07月 09月 10月 
2014年01月 03月 
日々雑感
日々雑感
 ├雑感
 └過去の雑感

top07-1.jpg(5474 byte)



NPO法人うぶすな企画
├メール
├サイトマップ
├リンク
└日々雑感
ご利用案内
├紙面紹介
├中世史周知活動
├メディアリテラシー
└その他の企画
団体紹介
├うぶすな企画の理念
├沿革
├受賞・助成歴
└団体概要
 
 
事業内容
文化支援活動
 ├タウン紙うぶすな
 ├メディアリテラシー
 └交流会
文化企画活動
 ├「大和の風」プロジェクト
 ├映画「あかりの里」
 └夢殿サロン  
活動の記録
├メディアから見たうぶすな
├講演活動
├ラジオ番組「はい、
  うぶすな編集部です」
├月夜のねこ
└斑鳩国際雅楽フェスティバル
サポーター募集
├友の会
├ご寄付
└ボランティア
Copyright (C) 2012 UbusunaKikaku All Rights Reserved.