連続ラジオ時代劇 嶋左近−大和の風−
  あらすじ
少年時代(1〜14話) ≫筒井家時代(15話〜) ≫石田家時代
第01話 筒井順昭
嶋左近「大和の風」の主人公、大和の国の平群谷に住む少年新吉10歳(後の嶋左近)と、その生涯を運命づける筒井順昭との出会い。


第02話 継がれるもの
順昭と盲目の法師、黙阿弥の画策。この大事件を大和の近隣諸国も、そして少年新吉も知らない。運命の輪がゆっくりと動き出した。


第03話 松永弾正現る
それから2年。義理の父、西宮城の嶋清国の館に生涯の敵となる松永久秀が現われる。茶人の柔らかな口調に怪しさを感じ取る新吉。


第04話 初恋の人
本家と養子先の思惑の違いに心が揺れるが、柳生の里へ武者修行に出るため、幼馴染の大庄屋の娘、乾楓(いぬいかえで)と別れる。


第05話 挨拶と別れ
実父との別れと当時の大和の社会状況を、生涯の友となる下河原左馬進に教えられる。柳生宗巌(むねよし・後の石舟斎)との出会い。


第06話 柳生の里
左馬進と柳生の女剣士あやめ。筒井順昭の死を知って愕然とする新吉だが、後の世にも「元の黙阿弥」の語源となった有名な逸話。


第07話 一抹の不安
新吉15歳で元服、嶋新吉・清興(きよおき)となる。その頃、松永久秀の献策には味方の安宅冬康(あたぎふゆやす)も不安を感じる。


第08話 水路
新吉清興と二郎、義理の兄弟。大庄屋の乾家の楓との結婚。持参金に上庄から椿井の領地まで「化粧水」として水利権を持ってくる。


第09話 嵐の前
元服して二郎清重となる弟。三好長慶(ながよし)の下で摂津滝山城を得た久秀は着々と勢力図を広げて、平群谷に調略の手が伸びる。


第10話 からくり
同盟軍の松永の兵が平群谷に満ちて、嶋清国の西宮城は2千の兵に囲まれて孤立する。戦う以前に清国は松永の調略に落ちたのだ。


第11話 急流
松永の進軍に逃げ惑う農民たち。西宮城に援軍は来ず、椿井城も自焼きして嶋友之は筒井に脱出した。平群谷は一日で制圧されたのだ。


第12話 筒井城
逃げのびた新吉清興は筒井城に入るが、妻かえでは初児を身ごもっていた。後の松蔵右近との出会い、そして藤勝、後の順慶との再会。


第13話 流れ着く先
当時の文化人でもある松永が持ち込んだ、近代武器火縄銃の威力の前に大和の国人たちは筒井を見放し、そして友之も凶弾に倒れた。


第14話 嶋左近清興誕生
勇名を馳せた父、嶋左近友之の最後。敗戦の陣さなかに嶋左近清興が誕生するが、身重の妻かえでは山田道安の居城へと落ち延びる。


筒井家時代(15話〜)
≫石田家時代
登場人物(少年時代)
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